とんぼは噛む!しかも噛まれるとかなり痛い…
秋の風物詩である「とんぼ」。
最近は気候が変化したせいか、
他の季節に見かけることも増えましたが…
それはさておき、
「とんぼは噛む」って知ってましたか?
しかも噛む力が結構強くて、
大きめの個体に噛まれるとかなり痛いんですって…。
私の知っている
「とんぼに噛まれたエピソード」
を2つ紹介したいと思います。
室内のとんぼを捕まえようとし噛まれたB君
私の知り合いの子どもに、
B君という子がいるのですが、
気付けば自分の部屋にとんぼが迷い込んできていたらしいです。
かなり大きなとんぼで、
「たぶんオニヤンマだったんじゃないかな」
と本人は言っていました。
B君が住んでいた地方では、
ちょっと珍しいくらいに大きなとんぼだったので、
「是非、捕まえたい」
と、彼は思ったようです。
けれど、部屋のなかで虫取り網を振り回すわけにもいきませんから、
素手でということになります。
そこで自室を閉め切って、
なんとか一部分を捕まえたらしいですが…
とんぼも必死だったらしく、
身を捩って、指に噛みついてきたとのこと><
かなり痛かったので、手を振り回したら離れたけれど、
噛まれた跡からは流血していたらしいです…。
血が出るほど噛むなんて、
とんぼの力、侮れませんね。
因みにそのとんぼは、結局、捕獲したらしい^^;
血がにじんだ指を見たときに、
「チクショウ!絶対つかまえてやる!」
と思ったらしいですよ。
素晴らしいガッツ…。
B君、大物になりそうです。
とんぼが噛むとは知らず痛い目にあったK君
友達数人と一緒にとんぼを捕まえに行ったK君。
虫取り網を使って、
順調に捕まえましたが、
「虫は捕まえたら、その日のうちに逃がす!」
というのがK君の家のルールだったらしいです。
(確かに、そのほうが虫にも家族にも優しいですよね)
なので、惜しみながらも、
とんぼを逃がすK君。
でも途中で、
ふと小枝の先端や稲穂に留まっているとんぼを思い出し…
指先に留まらせたくなったんですって。
そこで、虫かごのなかから、
とんぼを1匹、翅(はね)をつかんで取り出し、
もう片方の手の指先に近づけ……
はい、あとはご想像通りです(ノ∀`)
指をガブッといかれたのだそうな…。
しかも、そのとんぼは手を振り回しても、
なかなか離れず、引っ張ってみても噛みついたままで…
数分経って、ようやく離してくれたと言っていました。
噛まれた部分は内出血してしまっていたそうです;
(こんな感じにしたかったんだろうな…)
とんぼに噛まれると痛いけれど
この2つのエピソードからもわかるように、
とんぼは案外、噛む力が強いので要注意です!
そうそう、実は肉食なんですよ、とんぼって…。
なかでもオニヤンマはサイズが大きいこともあって、
チョウやハチのみならず、
セミやコガネムシといった、
それなりに大きな昆虫も食べます。
そりゃあ、噛むし、噛まれたら痛いわけです。
とんぼを捕まえるときには、
注意したいところですね。