WordPress 5.0のGutenbergが使いづらいし不具合も…
ワードプレス(WordPress)が5.0にアップデートされましたね。
当ブログでは、アップデート後、初の投稿になるわけですが…
今までの投稿画面(エディタ)が一新されました。
Gutenberg(グーテンベルク)というエディタなんですけど…
まずこのブログで使っているテーマでは動作しないんですよね。
投稿画面に遷移しようとすると、画面が真っ白になるんです。
別のテーマに切り替えたら、
ちゃんとGutenbergによる投稿画面が表示されましたが…。
そしてやっと表示した投稿画面なんですが、めっちゃ使いづらい。
いや、慣れれば使いやすいのかも知れませんけど。
もともとのエディタに不便を感じていなかったので、
今回の改変は正直、迷惑…。
なので、Classic Editor(クラシックエディター 以前の投稿画面に戻せるプラグイン)を使って、
この記事を書いています。
しかし他のユーザーはどう思っているんだろう。
と、気になったのでちょっと調べてみました。
ワードプレス5.0の評判
まず、ワードプレス5.0の評判ですが、
あんまりよくありませんね。
単純に「まだ慣れていないから」とか「新しいものへの拒否反応」とかも混じっているとは思いますが、
低評価している声のほうが大きいです。
とはいえ、高評価している声もあります。
プラグインに頼らなくても、ある程度のことが出来るというのは、
ライトユーザーにとっては嬉しいことです。
スマホからの更新が中心という人にも、
なかなか嬉しいアップデートのようですね。
ただ私のように
「プラグインでカスタマイズして、自分にとって良い環境を作る。
その拡張性が素敵だ!」
と思っていたユーザーにとっては、あまり嬉しいアップデートではありません。
もちろんGutenbergでだって、
カスタマイズは出来ますし、対応プラグインも増えていくでしょう。
しかし今までのプラグインやテーマ(テンプレート)と互換性が低い点は大きなマイナスです。
既に快適な投稿環境を作り上げているのに、
それが終わって、新しく構築し直す手間もさながら、
「まだ対応プラグインもテーマも充実していない」という点も大きいです。
まあワードプレス側もこういう反応は見越していて、
だからこそ、
「3年間はクラシックエディター(Classic Editor)で、
依然と同じ投稿&編集画面で利用できる」
というようにしたのでしょう。
これはありがたい措置です。
「しかし3年後のことを考えると…」と、
今から不安視している人たちも少なくありません。
「Gutenbergに慣れる努力をするべきか?」
と悩んでいる人たちも多いみたいなので、
これに関する私の見解も書きたいと思います。
3年後Gutenbergが主流になるとは限らない
まず結論から言うと、
「別にGutenbergに慣れなくても良いんじゃないか」
「むしろClassic Editorを使い続けるべきでは」と思っています。
何故なら、3年後にGutenbergがWPの主流になっているかどうか、
まだわからないからです。
新しいものがいつも受け入れられて、広まっていくとは限りません。
このまま評判が悪く、Classic Editorの利用率が高ければ、
Classic Editor使用期間の延長や、Gutenbergとは別の新エディタが出る可能性もあります。
実際、WindowsXPの次に出たVistaは、
評価が悪く、イマイチ普及しないままでした。
XPのほうが使いやすい…そう評価するユーザーが多かったのです。
その結果、XPのサポート期間が延長したこともありましたし、
Vistaの次に出た、Windows7はXPに寄ったプラットフォームでした。
このように新しいものでも、
「馴染みづらいし、良くない」と受け入れられなければ、
Vistaのように消えていく可能性もあるのです。
もちろん「ガラケーからスマホ」のときのように、
「最初は使いづらい。でも慣れればこっちのほうが素敵!」
と評価されて、新しいものに行くケースも多々あります。
Gutenbergはどちらのルートになるのか…
それは今後のアップデートや、プラグイン側の開発具合にもよるので、
取り敢えずは静観して良いんじゃないでしょうか。
3年先を見越して、慣れようとした結果、
結局Gutenbergが普及しなかった…となると、
頑張ったぶん、もったいないですしね。
※この記事は2018.12.09に書かれました。